なぜ私たち歯科が、消化器専門医との連携が必要なのか

栄養療法が歯科臨床を変える」応用編プレビュー
~なぜ私たち歯科が、消化器専門医との連携が必要なのか~

 

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昨秋の「入門編」を受けて、来月開催するOMDセミナー「栄養療法が歯科臨床を変える」応用編でお迎えするのは、オーソモレキュラーに精通した消化器専門医、川井勇一先生です。今回の「応用編」の構想を練るにあたり、川井先生を招聘することを半ば前提で進めたといっても過言ではありません。その理由をお話したいと思います。

 

 

 

☆利用できなければ、意味がない

「入門編」で皮膚科専門医の栗木先生をお迎えしたのは「皮膚と口腔粘膜の栄養アプローチが非常に似通っている」というのが大きな理由でした。治療前後で鮮やかに変化する栗木先生の症例画像に感銘を受けた参加者も多かったはずです。

 

オーソモレキュラーの栄養アプローチの大前提は「必要な栄養素を、必要なだけ、必要な組織に届ける」ということです。静脈内投与や経皮吸収、あるいは吸入というのは何らかの制約や特殊な目的がある場合の手段で、栄養素を体内に取り入れるには「食事からの消化吸収」が一番重視されるというのは異論がないと思います。

 

ところが、その大前提となる私たちの消化吸収の現状はどうでしょうか?

栄養療法的アプローチの経験がある皆様は思い当たると思いますが、「栄養欠損がある患者さんほど、ほぼ例外なく消化吸収の問題を抱えている」というのが現実です。「至適量の栄養素を補充しようとしても、それを必要としている組織に届ける力がない」ということなのです。高容量のサプリメントを使う前に、まず消化管の環境を整える必要があるということになります。

 

川井先生からは、円滑な消化吸収を実現するために何が必要で、何を避ける必要があるのかを教えて頂けることと期待しています。

 

☆ピロリ菌と口腔

その消化管の環境を悪化させている原因の一つが、ピロリ菌(Helicobacter pylori)感染による萎縮性胃炎です。

「それは知っているが、歯科との関わりは?」と思われる方も多いかも知れません。その疑問を持つのは我われ歯科関係者だけでなく、川井先生のような例外を除けば消化器専門医の先生方も同じだろうと思います。ところがここにも近年、様々なエビデンスが積み上がりつつあります。セミナーではその一端をお示しできると思います。

☆PPIをめぐって

年明け早々に川井先生と打ち合わせさせて頂いた時、いくつか出た話題の中で特に重要と思えたトピックがPPI(プロトンポンプ阻害剤)に関するものでした。PPIを長期にわたって服用することの是非は、国内外で学術的に多くの議論があるところです。しかし現実には驚くべき頻度でこの薬剤は処方されています。

 

栄養アプローチのための消化吸収を考えたとき、私たち歯科臨床家に出来ることは何があるのか、患者さんの利益のためにどうすれば良いのかをご参加の皆様とともに考える場にできればと思います。

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【事前準備には入門編DVD】

「かなり突っ込んだ内容のようで、ついていけるか不安」という方もいらっしゃるかも知れません。オーソモレキュラーの基礎的知識をお持ちであれば、事前に「入門編DVD」をご視聴いただくのも準備としては有用だと思います。ご検討ください。

入門編DVDご紹介ページ(サンプル動画あり)

 

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