第3回 栄養・アンチエイジングジョイントセミナー その4

私が今回選んだのは「腸内細菌と免疫力、そして歯周病」でした。現在の医学界で大きな注目を集めているテーマなのですが、お口の健康にも大きな関わりがあります。

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歯の丈夫な人は医科を含めた医療費全体が低いとの統計が多くの研究機関から発表されており、健康寿命の延伸には口腔内の状態を整えることが非常に重要となっています。
中高年以降に歯を失う原因のトップは感染症である歯周病で、免疫力が低下しないよう注意する必要がある。

免疫力向上のカギは腸内環境にあり、乳由来の糖タンパクのラクトフェリンなどのプレバイオティクス、アミノ酸のグルタミン、食物繊維などの摂取が重要。必要な栄養素を確保するためには糖質の過剰摂取を避け、肉や魚などの動物性たんぱくをしっかりとることがカギとなる。健全な栄養吸収を妨げるものとしてピロリ菌感染がある。

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最新の治療では3DSシステムなどを用いたも可能になってきている。歯周組織の回復には「食後高血糖」を避ける必要があり、ある程度の目安となる血液検査データも存在する。
海外の最新の研究では血中コレステロールと食物には因果関係がないとの報告もある。コレステロールの上限値についても学会間で論争になっており、自分の健康を守るために情報を収集する姿勢が大事。

私の持ち時間は70分でしたが、実はこれは中途半端な時間です。駆け足で話すには少し長く、じっくりと話すのなら最低120分は必要です。ご参加の皆さんの興味、集中力が途切れないように話すには経験と度胸が必要。まだまだ努力の余地は大きいです。

それでも何とか話をまとめ、講演は無事終わりました。これから質疑応答です。

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