日本アンチエイジング歯科学会 第10回記念大会が終了

日本アンチエイジング歯科学会 第10回記念大会が終了しました。今回も松尾会長をはじめ理事・実行委員の先生方のご尽力で楽しく、華やかであったと同時に貴重な勉強をさせて頂きました。

演題を拝聴し、また多くの皆様とお話させて頂いて改めて感じたのは「アンチエイジングは意識改革であり、また行動改革である」ということです。いくら知識を得てお題目を並べても、自らがそれを実践できなければ何も始まらないし、またクライアントの「行動変容」というアウトカムが実現しなければそれは所詮「絵に描いた餅」でしかありません。

 

抗加齢医学では、術者側・指導者側でコントロールができる領域は思いのほか狭いということです。美容外科では術者のメスさばきは当然重要ですが、身体内面からの栄養学的サポートが無ければ長期的安定は望むべくもありませんし、食事にしても「糖質が太る」と解っていても依存から抜けられない方を何人知っていることでしょう。自分自身や、自分が属するチームがクライアントを実際に動かせる「引き出し」をどれだけ持っているか。それを常に意識して増やしていく努力が私たちには求められているのだろうと思います。

 

アンチエイジングの分野でも、歯科が置かれている状況は微妙であり難しい局面も少なくないのは残念ながら事実です。ですがメタボリック・ドミノの階層を考えると「従来の一般医科」よりも「全身の健康を意識した歯科」が上層に位置するのは確実です。つまり健康寿命の延伸に貢献できる度合いが大きいのはむしろ歯科なのだろうと考えます。それを意識出来ていない、あるいは単に「知らない」歯科関係者のなんと多いことか。

 

学会員である以上は一般の皆様向けはもちろんのこと、歯科関係者に向けても継続して情報発信するスタンスを持つことが求められているのだろうと思います。

 

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