歯が多いと介護される期間が短い~東北大の調査から~

皆様こんにちは。栄養を科学する抗加齢歯科医、森永宏喜です。 前回の投稿は東京医科歯科大学と神戸大学の共同研究でしたが、きょうご紹介するのは私の母校である東北大学からの興味深い研究成果です。歯の数と要介護でいる期間との関連です。 歯が多いと死亡率が低いことや要介護になりにくいことが先行研究で示されてい ます。しかし、要介護でいる期間との関連は明らかではありませんでした。そこで 要介護にな……

マキノ出版「安心」のムック本に記事掲載

【ムック本発売】  4月15日発売 マキノ出版「安心」のムック本「糖尿病が劇的に良くなる本」に「歯周病と全身の健康」のテーマで記事掲載して頂いています。ご覧いただければ嬉しいです(^^) http://www.makino-g.jp/bookdetail/isbn/978-4-8376-6429-1/ ……

日本アンチエイジング歯科学会 第10回記念大会が終了

日本アンチエイジング歯科学会 第10回記念大会が終了しました。今回も松尾会長をはじめ理事・実行委員の先生方のご尽力で楽しく、華やかであったと同時に貴重な勉強をさせて頂きました。 演題を拝聴し、また多くの皆様とお話させて頂いて改めて感じたのは「アンチエイジングは意識改革であり、また行動改革である」ということです。いくら知識を得てお題目を並べても、自らがそれを実践できなければ何も始まらな……

抗加齢医学は121兆円を生む?!

抗加齢(アンチエイジング)医学というと、とかく美容などの外見だけを整えたり、年齢重ねることに逆らって不自然な手段をとるなどという、ある意味ネガティブなイメージで捉える方が現在もいるようです。ところが、抗加齢医学を社会科学的、あるいは医療経済的観点から考えると、私たちに莫大な経済的恩恵をもたらす可能性があることに気づきます。   2009年にアメリカ抗加齢医学会(A4M……

「健康寿命」について改めて考える

あっという間に今年ももう2週間。9月のジョイントセミナーからこのサイトはほとんど更新されませんでした。来年はもう少し頻繁にしていこうと思います。 先月(11月22日)にも院内の研修室を使って患者さん向けセミナーを行いました。その中で使った一枚です。 厚生労働省の発表(10月1日)によると、平成25年のわが国の健康寿命は、男性が71.19歳(対22年比+0.78歳)、女性が74.21……

【ジョイントセミナープレビュー・血管年齢が15歳老化する!】

今回のジョイントセミナーのテーマは「アンチエイジングと酸化ストレス」です。病的な老化に活性酸素やフリーラジカルがどう関わっているかをお話します。その状況を端的に表しているのがカナダのDr.Boothの研究です。Lancetという超一流の科学雑誌に掲載されました。かなり有名な研究でご存知の方も多いと思いますが、分かりやすいのでジョイントセミナーでも取り上げる予定です。 カナダでの研究によれば、心疾……

人間は一本の「筒」だった

【オーソモレキュラーのはなし その1】 人間は一本の「筒」だった 皆さんは食物を食べた時、「これで身体の中に入った」と思っていませんか? 食物摂取や栄養のことを考えるときに、是非理解して頂きたいことがあります。食物を咬み砕いて飲み込んだとしても、それはまだ食べる前と同じく「身体の外にあるのだ」ということです。   ヒトの消化器官は口から始まり食道、胃などを経……

しっかり咬める状態を保つ

 歯を含む口腔の機能に問題が生じていると、「咀嚼して消化しやすくする」こと以外にも「発音・発声」や「顔貌の外見」、「運動能力」、「脳の血流量」など様々な問題が発生してきます。  適切な機能を備えた義歯を使うことで、寝たきりだった方が歩けるようになったという報告や、アルツハイマー型認知症と深い関連があるとの報告もあります。  たとえ総入れ歯となってもご自分にあった義歯を使い、しっかり咬む……

歯科でのアンチエイジング・分子整合栄養医学

 当院では、10年以上前より10年以上前より『健康増進型歯科医院』を標榜し、「歯の健康を通じて豊かな生活の方法を考える」ことをテーマとして定期管理を重視するスタイルをとってきましたが、さらにそれを発展させ『健康増進・アンチエイジング型歯科医院』として新たな一歩を踏み出しました。  現代の科学技術では「不老不死」を実現できないことは皆さんご存じです。でもあなたが実際の年齢以上に「老い」が進んで……